しまね建築・住宅コンクール 優秀賞 受賞

弊社にて設計監理した、出雲市内K邸が平成22年度 しまね建築・住宅コンクール 優秀賞 技術部門(リフォーム工事)を受賞しました

しまね建築・住宅コンクール 優秀賞 受賞

題名
時をつなぐ家
所在地
出雲市
建築主
個人
設計者
有限会社江角建築事務所 代表取締役 江角健治
冊子ダウンロード
平成22年度しまね建築住宅コンクール受賞作品集 (PDF:3,401KB)

「改築工事の実例」で改築の行程を紹介 / 改築後の写真は設計事例ページでも紹介

提案概要

施主家族は、代々守ってきたこの家の現状を残しながら改築することを選ばれました。
施主側からの耐震及び安全(防犯)性の確保、ランニングコストがかからない設計、既存の使える物や部分の有効利用等の性能部分の要求と、内外観、大和天井、門や庭等出来るだけ残して欲しいという心の部分の要求の元に、FM(ファミリティーマネージメント)の手法を用いて設計監理を行いました。
不要部分を解体後、一度敷地外へ曳き家し、盛り土と柱状改良を行い耐震基礎の上に母屋を戻しました。屋根、外装を解体し腐食部分を調査後、部材取替や各種補強や置き小屋の梁への堅結や小屋筋交いの増設など現行法以上の補強を行いました。

選定理由

施主は築130年の古民家を存続しながら、改築することを望んだ。敷地周辺は洪水による被災を受けやすく、地盤が弱い。これらの要求に応えるため、古民家の不要部分を解体し、曳き家をし、盛土と柱状改良を行い、耐震基礎の上に母屋を戻している。屋根や外装を解体して腐食部分調査後に補強し、ライフスタイル・バリアフリー・環境に配慮した計画・設計を行っている。改修前の面影を残して現在及び今後の生活に対応しようとする設計内容は、モデル事例として高く評価できる。

表彰式と懇談会の様子

表彰式 表彰式2
懇談会1 懇談会2

このページのトップへ

Comments are closed.